コーヒーの思い出
コーヒーにまつわる思い出
思い出①
初めてアルバイトをした喫茶店では、サイフォンでコーヒーを淹れることもあった。私はコーヒーの味が分かるほど大人じゃないから、わからないけど、常連のおじさんは私の淹れたやつは美味しいと言ってくれた。だから、サイフォンでコーヒーを淹れるのが好きだったな。自分では飲めない苦い飲み物なのに。
思い出②
好きになった男の子がコーヒーが好きだった。私はコーヒー飲めないけど、一緒にお茶がしたいから喫茶店の雑誌買っていいお店見つけて、ここ行ってみたいね。と誘ったり、ベトナムに行った時にはお土産にジャコウネコのコーヒーを買ってあげたりした。結局一緒に行ってみたかった喫茶店は別の女の子と行ったみたいだし、私も別の人と行ったよ。ジャコウネコのコーヒーは飲んだのだろうか。
思い出③
コーヒーの香りもタバコの香りも好きだけど、コーヒーとタバコの合わさった口臭は本当に、あれは最悪だったな。
思い出④
夜の道にて、一緒に歩いていた年下の男の子が、寒いでしょと缶コーヒーをくれた。その時はそれがすごく可愛く思えた。
思い出⑤
一杯1000円もする、オレグラッセ?という飲み物。
コーヒーとミルクが綺麗に二層に分かれていて混ざらない不思議な飲み物。飲んでも飲んでも混ざらない。グラスをまわしても混ざらない。不思議。でも美味しかったよ。